vdnih’s diary

技術的な記事を書きます。毎週日曜更新予定。

AWS無料枠でデータ分析勉強用環境を作成したい(part1)


作成者:仮想デニッシュ(@vdnih)

作成日:2020年1月19日

今回の趣旨

AWSやデータ分析の勉強のために、AWS無料枠を利用してデータ分析環境を作成します。
将来的には複数人で開発が行える環境を目指しますが、まずは自分ひとり向けで作成します。
本日のゴールは、作成したEC2にSSHできることです。
本日作成する構成がこちらです。

f:id:vdnih:20200119221554p:plain

VPC・サブネット

今回の要件であれば、VPCとサブネットはVPCウィザードから簡単に作成できます。

  • VPCウィザードを起動し、「1 個のパブリックサブネットを持つ VPC」を選択します。
    f:id:vdnih:20200119221950p:plain

  • VPC名とサブネット名を設定し、それ以外はすべてデフォルトで作成します。
    VPC名:vpc-study
    サブネット名:publicsubnet-study
    f:id:vdnih:20200119222042p:plain

  • 完成
    簡単ですね。

EC2・セキュリティグループ

先ほど作成したVPCインスタンスを作成します。

  • AMI : Amazon Linux 2 AMI (HVM), SSD Volume Type
  • インスタンスタイプ : t2.micro
  • VPC : vpc-study(先ほど作成したVPC)
  • サブネット : publicsubnet-study(先ほど作成したサブネット)
  • セキュリティグループ : securitygroup-study
    • タイプ : SSH
    • ソース : マイ IP
  • 新しいキーペア : keypair-study

f:id:vdnih:20200119222115p:plain

作成出来たら、名前をec2-studyに設定しました。

Elastic IP

作成したインスタンスにElastic IPアドレスをつけます。

  • Elastic IP アドレスの割り当て
     → AmazonIPv4 アドレスプール を選択して割り当てを実行
  • 割り当てたIPアドレスを先ほど作成したec2-studyに関連付ける。

接続

SSH接続します。
今回はwindows端末から、Tera Termを使用してアクセスします。

成功すれば以下のような画面が帰ってきます。

       __|  __|_  )
       _|  (     /   Amazon Linux 2 AMI
      ___|\___|___|

https://aws.amazon.com/amazon-linux-2/
[ec2-user@ip-10-0-0-137 ~]$

これで接続完了です。
サーバ内で自由に作業が可能です。

今後の展望

来週はこのサーバに複数人がアクセスできるように、IAMグループとユーザを作成したいです。
余裕があれば、EC2 Instance Connectによる接続を行えるようにしたいと考えています。

おわり

今週の進捗はここまで。
なんとか日曜日更新を続けられていますね・・・
はたして分析環境作成は何パートになるのでしょうか・・・
来週もお楽しみに。